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素直に生きる。

#おはるのあーと#アーティスト#アート#仕事#現代アート#画家#画家になるには#絵画オーダー#間中遥南

今回は丁寧な文章じゃなくてごめんなさい。

日頃からSNSや展示で、いろんな人の絵を見ます。

アニメっぽい絵、パワー系の絵、スピリチュアル系、抽象画。

「ああ、こういうのが流行りなんだな」

「みんな、こういうのが好きなんだな」

そう思う。

わかってる。

画家になろうと決めてから、あたしなりにたくさん勉強しました。

価値がつきやすい絵も、売りやすい絵も、なんとなくわかる。

どうやったら売れるのか、営業の仕方も。

でも、そういうのが全部嫌だったから、あたしは会社員を辞めたんじゃなかったのか?

生きるためにしていた仕事。

別に辛かったわけじゃない。

特に意味がない。死にたいわけでもない。必要だから普通に働いてたし周りの人間の猿真似で沙汰なく生きるだけ。

誇りも目標もなかったあたしにはそれが苦しかった。

自由になりたくて、自分らしくいたくて、ずっと大好きだった絵で表現することにした。

そしてそれでお金を稼いで生きていけたら最高だ。

そう思った。

そして絵でご飯を食べるのはそんなに甘くない。

それもわかってた。

食べていくためには、「売れそうな絵」を描かなきゃならなかった。

売るためには、笑顔で愛想をふりまいて営業する必要があった。

会社員時代と同じだった。

気をつかって、笑顔をつくって、相手の顔色を見て、

「自分」を殺して、好かれるための言葉を並べる。

「これって、あたしがやりたかったことだっけ?」

その瞬間、心の奥底から「もうやめよう」と思った。

もうやめる。自分を殺すのは。

生きるためにあたしは、あたしの描きたい絵を描く。

売れそうかどうかとか、流行ってるかどうかとか、

もうどうでもいい。

あたしの絵を「好きだ」と言ってくれる人にだけ、届けばいい。

その人たちが、あたしの絵に価値を感じて、お金を払ってくれたら、

そのお金で、またあたしは自分の好きな絵を描く。

それでいい。

それがいい。

簡単じゃない。

そんなこと、わかってる。

あたしはまだ、めちゃくちゃ有名な画家でもないし、

飛ぶように絵が売れる人気作家でもない。

それでも、あたしの絵を「好きだ」って言ってくれる人は、確かにいる。

その人たちがいるから、あたしは自分の絵を描き続けられる。

だからこそ、安売りはしない。

「売るために」じゃなくて、

「あたしの絵を描くために」絵じゃない仕事もする。

そうして稼いだお金で、またあたしは絵を描く。

だれかに媚びて、流行りの絵を描いて、

無理して自分を曲げてまで評価されたいなんて思わない。

あたしの絵が好きな人に、「好きだ」って言ってもらいたい。

あたしの絵の虜になってくれる人と出会い続けるために

もっともっと描き続ける。

あたしがあたしを信じて、

あたしの絵を一番に信じる。

あたしのパトロンは、あたし。

それでいい。

あたしの生き方の覚悟できました。

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