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金魚の魅力を聞いてくれ

こんにちは、画家のおはるです。

私金魚をモチーフにすることが多くありまして

最近は金魚展なんてさせていただいたり金魚金魚金魚な毎日なのですが

「なんで金魚なの?夏だから?」

なんてよく聞かれるんです。

大丈夫、夏でも冬でもいつでも金魚描いてるしこれからも描くつもりです。

金魚を愛する理由、ちゃんとあります。

せっかくブログが始動し始めたので今回はそのお話をします。

まず、見た目の美しさ。

金魚の華やかな色や優雅な動き、愛らしい顔立ちにはいつも惹きつけられます。

ほとんどの人が見るだけで心が和みますよね。

遡ると中学生のころ、映画「さくらん」で観た鮮やかで華やかな金魚がものすごく印象に残っていて。

“金魚はな、川へ戻ると三代でフナになる。美しくいられるのはビードロの中だけじゃ”

痺れた〜

原作も読んだし台詞もキャストも相まって大好きな映画。

その映画の蜷川美香さんのセンスに少し感化されたのか、私の画風にもその影響が感じられることがあります。

多分それ以来、ずっと金魚に惹かれてる。

色彩豊かな金魚たちは、インスピレーション源であり幻想空想の源。

金魚の持つ魅力に気づかされ、今でもその魅力に取り憑かれているような感じ。

今では金魚は私の作品に欠かせない存在であり、その美しさを描くことが私の創作活動の一部になっています。



そんなふうに生きていた中、YouTubeで観た「ゆきちゃん」という白い金魚がきっかけで、金魚にもこんなに知能が高くてこんなに感情表現が豊かなんだと感動しました🥺

なんて可愛いの!!!!って。

毎回動画出るのが楽しみで、たくさん笑ったし癒されたし泣いてしまった。

金魚って単なる観賞魚じゃない。



そしてもう一つ、金魚には悲しい一面もあります。

人間が美しさを追求するために品種改良を重ねた結果、金魚は遺伝的に病気になりやすく、弱く脆くなりました。

身体は丸く短く、ヒレを大きく大きく、背骨や内臓が圧迫され不自然な形。

生まれた時からそうなら、もしかしたら本人達は悲観も苦しみもそれほど感じていないかもしれないけど。

金魚の美しさと、その裏にある切なさ。

なんて尊いの、って。私にとって金魚は愛おしく特別な存在なんです。

その儚さの中にこそ、真の美しさがあると感じています。心から。

美を追求するために痛みや苦しみを堪えながらも、その姿を見せてくれる金魚たちは、まるで美しさのために努力する女の子たちのようで、とても愛おしいなって。

(自分の意思じゃないのはわかってるけど)

あくまで私の感性です。

このような理由から、私は金魚を心から愛しています。その美しさと儚さ、その両方に深い魅力を感じるのです。

以上がおはるが金魚大好きな理由でした。

こんな記事描いたら金魚愛増しちゃうよ🥺🥺🥺

今日もせっせと金魚描くぞ。

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