NEON COSMIC
こんにちは、おはるのあーとです。
今回は私の作品に込める想いについて真面目に話します。

私の作品は、鮮やかな色彩と流れるような筆致によって生み出されます。筆を動かすたびに、線や渦が自然に導かれ、モチーフの形や動きと調和する。その瞬間瞬間の流れを大切にしながら、一筆一筆が次へとつながる感覚を楽しんで作品作りをしています。
インスピレーションの源は、自然や宇宙、生き物たちが持つエネルギー。
それらの存在が持つ美しさ、強さ、儚さに心を奪われ、私はキャンバスの上で表現し続けています。
子供の頃からの好奇心が生んだテーマ
なぜ私がこのテーマを描くのか。
その答えは、私の幼少期に遡ります。
私は子供の頃から、宇宙の誕生、生命の進化、地球の変化、野生を生きる生き物たちに強い関心を持っていました。
図鑑や科学書を眺めながら、宇宙の広がりや、生物がどのように形を変えながら進化してきたのかを知ることに夢中になっていたのです。
宇宙が生まれた瞬間の壮大さ、地球が変化し続けるダイナミズム、生命がたどった奇跡のような軌跡。
そうした世界の営みに触れるたびに、私の中には無限の創造意欲が湧き上がりました。
その好奇心は、いつしか私の作品の根幹となり、今も描き続けるテーマへとつながっています。
「自由・多様性・創造・希望・つながり」を描く理由
私の作品には、常に「自由・多様性・創造・希望・つながり」といったメッセージが込められています。
これは、私が絵を描く中で自然とたどり着いた大切な価値観です。
宇宙や生き物の世界は、自由でありながらも、無数のつながりで成り立っている。
個々の存在は異なり、多様性に満ちているけれど、それぞれが絶妙なバランスで関わり合い、命を織りなしている。
私は、その美しさを表現したいのです。
生き物たちが持つ力強さと儚さ。
目には見えないけれど確かに存在するつながり。
無限に広がる宇宙の神秘。
そうしたものを作品を通して伝え、見る人の心に何かを感じてもらえたら、それほど嬉しいことはありません。
私たちが見ているこの世界は、決して当たり前のものではありません。
青い空が広がり、季節が巡り、そこに多くの生命が生まれては消えていること。
宇宙のどこかで星が生まれ、消えていくこと。
そして、私たち自身もその壮大な流れの一部であること。
日々の生活の中では、つい忘れてしまいがちなことかもしれません。
でも、私の作品に触れたとき、少しでもこの世界はなんて広く、美しく、不思議なんだろうと感じてもらえたら嬉しいです。
宇宙の大きさ、生き物のたくましさと儚さ、そして私たち人間の小ささを実感することで、逆に心が軽くなったり、新たな視点を得たりすることもあるかもしれません。
そんな感覚を、私の作品を通して届けられたらと思っています。
心の中にある「描きたい」という衝動を大切にしながら、私なりの宇宙を描き続けていきます。

おはるのあーと/Haruna Manaka