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絵の具のお話

#アーティスト#アート#仕事#現代アート#画家#画家になるには#絵具#絵画オーダー

こんにちは、画家のおはるです。

展示等でお客様とお話をしているとよく「なにで描いてるの?」と聞かれるので、今回は私が使っている画材についてお話ししたいと思います。

絵の具を使うようになった経緯

初期の頃は、IllustratorやPhotoshopを使ったり、iPadやPCでの作業がメインでした。

同じ絵を描く仕事ではあるのですが、やはり絵の具で描かないの?

なんなら描けないの?

という質問をいただく事が度々ありまして、そんなわけないでしょと使い始めたのですが、正直最初は難しかったです。

本やネットで描き方を試行錯誤をしていくとどんどんどんどん思ったように描けるようになって、楽しくなって、デジタルでは表せない凹凸や光沢、粗さ、色の濃淡など。

今はその魅力にどっぷりとハマっています。

そんな私が使ってみた3種類の絵の具についてご説明します。

水彩絵具

学校でみんなが使っていたものです。

・顔料とアラビアゴムを混ぜたもので、水で溶かして使います。

・あっさり優しい柔らかい絵が描け、暗い色を重ねれば重厚感を出す事もでき、様々な表現が可能です。

デメリットはスピード勝負な点。計画的に描かないと後戻りできないので、私のような気分屋には少し不向きでした。

主に紙に描写するというのもあり、長期的な保管に不安があります。

有識者の方、良い方法があれば教えていただきたいです🥹

油絵具

絵画といえばこれをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

 ・顔料と油を混ぜたもので、中世14世紀後半から使われています。

 ・乾きが遅いのが特徴で、グラデーションなどもゆっくり丁寧に描けるので様々な表現ができます。

ですが、乾くまでに数日かかることあるので作業時間は他の絵の具よりも長くなります。

スイッチが入ったらババッと一気に描きたいタイプの私には、少し時間がかかりすぎると感じました。

(ゴッホ)

アクリル絵の具

・比較的新しい画材。顔料とアクリル樹脂を混ぜたもので、水で溶かして使うことも、そのままの濃度で使うこともできます。

・乾くのが早く、乾いた後は耐水性があり、紙・キャンバス・木・ガラスなど、下地をしっかりすればどんな素材にも描けます。

乾きが早い分、筆が痛やすいというデメリットもありますが、毎回丁寧に洗わなければいけないのはどの絵の具も同じ。

透明色を重ねて油絵のような深みを出すこともでき、不透明色を重ねれば修正も可能なので、私のような気分屋には最適です。

(アンディウォーホル)

最後に

今回は自分が使ってみた感想を素直に書かせていただきました。

もちろん絵の具の種類はこれだけではありませんし、どの絵の具にもメリットデメリットがあり、人によっては逆の捉え方になることもあります。

どの絵の具が良い悪いというお話ではなく、個人それぞれの好み、どんな絵が描きたいかで選べば良いと思います。

私は今アクリル絵の具を1番使っています。

まだまだ作品数を増やさないといけないのもあり、効率的に依頼を完成させるためにも重宝しています。

そのうちゆっくりじっくりと油絵にももっと深く足を踏み入れたいと思っていますし、水彩画も挑戦したいと思っています。

日々研究ですね💪

今後の作品作りを楽しみにしていただけると嬉しいです。

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