才能ってなんだろう

こんにちは、おはるです。

最近ブログ頑張らなきゃーと思って投稿頻度上げてます。

特にネタが毎回あるわけじゃないので今日もぼやき的なお話で。

私の絵を見せると、みなさん褒めてくださるのですが、「自分には絵心がないから〜」とほとんどの方が言います。

また、「描ける才能だね」と言われることもあってありがたいお言葉なのですがどうも腑に落ちなくて。

実際のところ、私は描き続けていなければ今のようには描けなかったし、描いたことがないものは見本なしで描くなんて無理。

下書きしない時も多いけど基礎的にしっかり下書きする時もある。

だから、才能があるから描けると言われると、なんか違うなと感じます。

私の場合、ただ絵を描くのが好きだから描いてきただけなんです。

もっと自分の思うように描きたくて、たくさん描いて勉強し、練習して、ようやく描けるようになってきた。

もちろんまだうまくいかないなとも思うし知らない技法もたくさんあるし、もっともっと描けるようになりたいと思っています。

もし「好きなことをやり続ける天才」と言われたら、それには納得できます。それは謙遜せずに認めます。

最近、ある画家さんと話す機会があったのですが、その方が「みんなに好かれる絵が描けない、自分には才能がない」と言っていました。

でも、私の絵を嫌いな人も当然いるでしょうし、もっと写実的に美しく描ける人もたくさんいます。

売れている画家が必ずしも上手というわけではないですし、明るい絵が売れるとか、暗い絵が受けるとかも、そんなことはよくわかりません。

ただ、好きなことを仕事にしたいなら、人からお金をいただく立場として不幸自慢も卑屈な気持ちも良くないよね、と思うんです。

どんな商品でも、自信を持って商売している営業マンやお店から買いたいものです。

大好きな事を大好き大好きってやり続けていればそれが仕事になるんだって、子供たちにも夢見て欲しいし。

だから、私は画家としてどこまでもかっこよくありたい。

実際かっこよくなくてもしたたかだったり泥臭かったり苦労してもそんな所は人に見せる必要ないの。

かっこいいフリしてたら自ずとかっこよくなれるはず。

どんな絵描くんでもいい。

抽象画でも現代アートでも古典画でも暗くてもグロくても荒々しくても。

好きな事やってんのに悲劇のヒロインになっちゃいけないよ。

愛される画家になろうぜみんな。