Shibuya Art Museum 2025 出展のご報告とお礼

4月26日・27日の2日間にわたり開催された「Shibuya Art Museum 2025」に参加させていただきました。
この展示は“サムホールサイズ以下”というルールのもと、200点以上の小作品が集まるグループ展。
小さな作品に込められた作家それぞれの表現がずらりと並び、ひとつひとつに込められた想いがぎゅっと詰まった、密度の高い空間でした。
私は4点の作品を出展させていただきました。サイズは小さくても、世界観や色彩のインパクトをしっかり感じてもらえるように、自分なりに心を込めて制作しました。
在廊中は、本当にたくさんの方々に作品を見ていただき、「インスタいつも見てます!」「この絵、1番好きです」「どうしたら購入できますか?」と、あたたかく嬉しい言葉をたくさんかけていただきました。作品が人の目に触れて、誰かの心を動かせる。それが私にとって何よりの喜びです。
また、他の作家さんとの交流や主催の皆様とのお話のなかでも、たくさんの刺激をいただきました。
絵を描くことは孤独な作業でもありますが、こうして現場でリアルな声を聞けることで、自分の表現を客観的に捉え直したり、今後のヒントをもらえたりする貴重な機会になりました。
初日の夜にはレセプションもあり、ワイン片手に、少しカジュアルな空気感の中でアートを語り合う時間も。
作品の向こうにいる“人”としての私を知ってもらうような、そんな豊かな時間でした。
そして今回、とても嬉しかった出来事がありました。
2日目の終了後、主催の方々に直接ご挨拶をさせていただきました。
「ありがとうございました」と、ただその一言をきちんと伝えたくて。
そして後日、別の出展作家さんからInstagramのDMが届きました。
「最後に主催の方へ挨拶をしていたのは、あなた一人だったよ。ああいう姿勢は、必ず誰かが見てる。頑張ってね。」
その一言に、胸がじんと熱くなりました。
私にとっては当たり前の行動だったのですが、それを見ていてくれた人がいた。そして、わざわざ言葉にして届けてくれた。その優しさにも、芯のある励ましにも、とても勇気をもらいました。
礼儀や感謝の気持ちを忘れずに、誠実に、素直に、まっすぐ生きていこう。
あらためて、そう強く思えた展示でした。
ご来場くださった皆さま、運営や関係者の皆さま、ご一緒した作家の皆さま、本当にありがとうございました。
これからもひとつひとつの出会いを大切に、描き続けていきます。
おはるのあーと/haruna manaka