アートに興味はあるのに美術館に行かない理由

「アートは好き。SNSでよく見る。でも実際に展示には行ったことがない」
私の体感ですが、そういう方はとても多いです。
好きなのに行かないのは作家としてはとても勿体無いと思う反面、実はすごく自然なことだとも思います。
⬛︎なんとなくハードルが高い
美術館や展示って、少し独特な空気がありますよね。
・静かにしないといけなそう
・周りに詳しそうな人がいる気がする
・変に浮いたらどうしよう
「ちゃんと見ないといけない感じ」
これが、思っているよりハードルになっている気がします。
■ 「わかってる人が行く場所」に見える
アートって、
・知識がある人が楽しむもの
・理解できる人が行く場所
そんなイメージを持たれがちです。
でも実際は、そこまで構えている人ばかりではありません。
展示の現場にいると、
それぞれがそれぞれの感覚で見ているだけ、というのが近いです。
■ わからなくていい、むしろそれが普通
アートって、必ずしも理解しなくていいものです。
・なんか好き
・色がきれい
・ちょっと気になる
そのくらいで十分です。
むしろ、
無理に意味を探そうとすると、少し疲れてしまうこともある。
■ SNSで満足できてしまう
今はSNSでたくさんの作品が見られます。
・家で気軽に
・無料で
・短時間で
そうなると、「わざわざ行く理由」が弱くなるのも自然な流れです。
■ でも、実物は少し違う
ただ、実際に作品を見ると、少し印象が変わります。
・思っていたより大きかったり
・絵の具の重なりが見えたり
・空間の中で存在している感じがあったり
あと、
「たまたま出会う一枚」
これがあるのは、やっぱり実物ならではだと思います。
■ 行かない理由は知識ではなく「きっかけ」
よく「知識がないから行けない」と思われがちですが、
実際は
どう行けばいいかわからないだけなことが多いです。
・どこでやっているのか
・入っていいのか
・どれくらいいればいいのか
このあたりが曖昧なまま、なんとなく後回しになる。
■ アートはもっと気軽でいい
実際のところは
・1人でふらっと入っていい
・短時間でもいい
・合わなければそれでいい
そのくらいの距離感で大丈夫です。
ちゃんと楽しもうとしなくてもいい。
■ 行く理由は、特別じゃなくていい
展示に行く理由って、もっと軽くていいと思っています。
・出かけたついで
・カフェに行くついで
・映画を観た帰り
・近くにあったから、なんとなく
それくらいで十分です。
「ちゃんと見に行くぞ」と気合を入れるものじゃなくて、
日常の延長にあるものでいい。
■ 子どもにとっても、いい体験になる
もし子どもがいるなら、なおさら。
アートって「正解がないもの」なので、
感じたことをそのまま言っていい場所でもあります。
・きれい
・変なの
・なんか怖い
私は子供側の経験しかありませんが、そういう感覚を否定されない経験ってとても大切です。
感性を育てる、というよりそのままでいいと知る場所に近いかもしれません。
※お子様が入場できない美術館や展示もあるので事前に確認しておくと良いです。
■ 美術館も展示も、基本は「見るだけ」でいい
これもよく誤解されるところだけど、
美術館も展示も、基本は見るだけでいい場所です。
・話しかけられたらどうしよう
・買わないといけないのかな
そう思う人もいるけど、そんなことはありません。
■ 無理に売ることは、むしろ良くない
もし仮に、強く売ろうとするような展示があったとしたら、
それはちょっと違うと思います。
作品って、押し売りするほど価値が上がるものじゃない。
むしろ、
無理に売ろうとすることで、作品の品位が下がってしまうこともある。
ちゃんと向き合っている作家ほど、そこはすごく気をつけています。
■ まずは「出会うこと」
結局いちばん大事なのは、
いい作品に出会うことです。
理解できるかどうかじゃなくて、
・なんか好き
・気になる
・もう一回見たい
そう思えるものに出会えるかどうか。
それだけで十分だと思います。
■ 小さなきっかけでいい
だからこそ、
・たまたま近くにあったから入ってみた
・時間が少し空いたから寄ってみた
そんなきっかけでいい。
その中で、ひとつでも心に残るものがあれば、
それだけで行った意味はちゃんとあります。
■ まとめ
興味があるのに行かないのは、特別なことではありません。
ただ少しだけ、
アートが遠く感じているだけだと思います。
本来はもっと自由で、曖昧で、気軽に触れていいものです。
まずはSNSで「なんとなく好き」と思える作品を見つける。
そこから、気が向いたときに展示に行ってみる。
そのくらいの始め方で、ちょうどいいと思います。
心にグッとくる
推しの作家が見つかるかもしれませんよ、、
