【作品紹介】彩龍2026
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作品には、それぞれ「始まり」があります。
この《彩龍2026》は、私にとってその始まりを象徴する一枚です。
もともとは2024年に制作した作品でした。
私は当時デザインやデジタルイラストのアルバイト等をしていましたが、「本当に自分の手で描きたい」という気持ちが強くなり、思い切ってアクリル絵具の世界へ飛び込みました。
最初の半年ほどは、とにかく本を読み、動画を見て、画材を試して、毎日ひたすら描いていました。
大学で学ぶ方々には及ばないかもしれませんが、技法を学びながらも、「誰かの真似ではなく、自分だけの世界を描きたい。」
そんな想いで完成したのが、この龍でした。
当時の私にとって、「これなら自分らしい作品だ」と初めて胸を張って思えた一枚です。
この作品を持って、人生で初めてグループ展示へ参加しました。
展示というものも、営業というものも何も分からないまま、「まずは動いてみよう」と飛び込んだ頃です。
その後は展示場所を探してはお願いし、この龍と一緒に本当にたくさんの場所を巡りました。
作品数がまだ少なかった頃は、どこへ行っても一番インパクトのある存在として展示の中心に立ってくれた相棒でした。
今思えば、この龍は私と一緒に旅をしてきた作品なのだと思います。

それから2年。
描き続ける中で、私の表現したい世界は少しずつ形になってきました。
生命の力強さ。
宇宙のように広がる色彩。
ネオンカラーが生み出す現実と幻想の境界。
今ではそれが、私の作品を象徴する世界観になっています。
だからこそ、この龍も過去の作品として置いていくのではなく、今の私の画風へ迎え入れたいと思いました。
構図はそのままに、全体を大幅に加筆。
色彩、光、立体感、背景の宇宙表現まで見直し、新たな命を吹き込みました。
2024年の「彩龍」が原点なら、《彩龍2026》は現在の私が持つ技術と感性で完成させた、新しい姿です。
これから先、この龍はまた私と一緒に展示を巡ると思います。
けれど、それ以上に願っていることがあります。
誰かがこの作品と出会い、毎日の暮らしの中で少しでも前を向く力や、挑戦する勇気、心を動かす存在になってくれたら嬉しい。
もしそんなご縁があれば、この龍は新しい場所へ旅立っていくでしょう。
それもまた、この作品らしい未来だと思っています。
これからどんな景色を見せてくれるのか。
私自身もまだ分かりません。
でも、この龍に「これからも一緒に頑張ろうね」と声を掛けながら、新しい一歩を踏み出していきます。
作品情報
作品名:彩龍2026
制作年:2024年制作/2026年全面加筆
サイズ:F20号(72.7 × 60.6 cm)
画材:アクリル絵具・キャンバス
2024年の原点となった作品を、現在の世界観と技術で全面的に再構築したリメイク作品。生命力あふれる龍を、宇宙を思わせるネオンカラーと光で包み込み、過去と現在が一つに重なる瞬間を描いています。

Independent Tokyo 2026 に出展します
《彩龍2026》は、Independent Tokyo 2026 に展示いたします。
実際の作品は、写真では伝えきれない発色や筆致、アクリル絵具ならではの質感をご覧いただけます。
今回の展示では、新作を含む全11点を展示予定です。
生命の躍動と宇宙の色彩をテーマに描いた作品たちを、ぜひ会場でご覧ください。
【Independent Tokyo 2026】
- 会期:2026年8月8日(土)・8月9日(日)
- 時間
- 8月8日(土)11:00〜19:00
- 8月9日(日)11:00〜17:00
- 会場:東京ポートシティ竹芝
- ブース番号:No.78
- 展示作品数:11点
皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしております。
Haruna Manaka/おはるのあーと




